トヨタのラングクルーザーシグナスの新型・中古車カタログ情報、高額査定など。
トヨタのランドクルーザーシグナスは平成10年12月に発売。ランドクルーザー100のプレステージ性をさらに高めた上級モデルだ。ランドクルーザーの名前に使われているシグナスは、英語で「はくちょう座」を意味する。外観は一部メッキ化されたフロントグリル、独立4灯式ヘッドランプ、大型バンパーが特徴的で、リアスタイルも専用のテールランプとガーニッシュを用いた。室内は滑りにくくソフトな肌触りの専用となる本革シートとし、センタークラスターやドアトリムオーナメントなどにウォールナットパネルを使用。さらに運転席のパワーシート、電動チルト&テレスコピックステアリング、電動格納式ドアミラーはすべてメモリー付とするなど、機能装備も充実している。エンジンは4.7リッターV8、トランスミッションは5速ATとなる。電子制御ABS、低踏力で高い制動性を確保するハイドロブレーキブースター、撥水ドアガラス、レインクリアリングドアミラー、エンジンイモビライザーシステムなどを標準装備する。17年4月にはフロントグリルなど外観をリフレッシュして高級感を一段と高めたスタイルとしたほか、燃費を向上させて「平成22年度燃費基準」を達成している。シグナスは、100系の最上級グレードに輸出仕様のフロントマスクをつけたもので、北米ではレクサスLX470という名前で市販されている。プラドは、70のボディーにコイルサス+2.4Lディーゼルターボエンジンで「ワゴン」として発売、非力なうえにドアが2枚しかなく売れず、パジェロに対抗するためロングボディーを投入、フェイスリフト名も「プラド」になる。90プラドにモデルチェンジし、足回りはハイラックスサーフと共用。その後120プラドにモデルチェンジし現在に至る。新型ランドクルーザー200(ランクル200、シグナス MC、HID ランドクルーザーシグナス、80、70、60)
トヨタの「ランドクルーザー」という車名は、クラウン、トヨエースより古く、国産車の車名では、もっとも歴史が長い。通称は「ランクル」。現在、ステーションワゴンは、日本製SUVで初めてV型8気筒エンジンを搭載した100系であり、直6ディーゼルエンジンや電動ウィンチなどが選べるランドクルーザー100(欧州名 アマゾン Amazon)と、元来レクサスLX470として開発された、スタイリッシュで高級志向の強いランドクルーザーシグナスとがある。ランドクルーザーとしては本流となるヘビー系の現行モデルは70系であり、現在は長大な車体を持つ78と79のみ生産が続けられ、世界各国に輸出されている。ランクルの伝統で、装備を充実させたワゴンと、業務用途のバンをラインナップしている。欧州やアフリカでの名称はランドクルーザーのみ。海外のレクサスブランドでは、ランドクルーザーシグナスがLX470(こちらが本家)、ランドクルーザープラドが北米のみでGX470として販売されており、どちらもV型8気筒・4700ccの2UZ-FEが搭載されている。
ランドクルーザーシグナスは、世界中で高いステイタスを誇るクロスカントリー4WD。この100系は1967年登場のロングホイールベース・モデル“55系”が始祖に当たり、現在のランドクルーザーシグナスに至る。4.7リッターV8ガソリン・エンジン搭載のワゴンと4.2リッター・ディーゼルのバンに分かれ、前者はスタンダードなVXと上級のVXリミテッド、後者はVXリミテッドと同Gセレクションのグレード展開となる。ランドクルーザーシグナスVXリミテッド以上には、17インチ・タイヤ&ホイール、リアLSD、オーディオなどが標準装備。Gセレクションでは、さらにAHC(アクティブ・ハイト・コントロール・サスペンション)&スカイフックTEMS(電子制御サスペンション)、チルト&スライド電動式ムーンルーフ、運転席&助手席シートヒーター&パワーシートなどが標準で備わる。また、ワゴンの最上級に位置するランドクルーザーシグナスは、ルーフレール、メモリー付き電動チルト&テレスコピック・ステアリングホイール、専用本革シート、本木目パネルなどの専用装備が奢られる。